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大人から始めるサックス!初心者にもできる始め方と必要なものの全て


大人から始めるサックス

思い立ったら始め時!大人から始めても決して遅くはありません。サックスの始め方と初心者に必要なものを、上達のコツも交えてお伝えします!

    目次
  • 1.サックスの魅力、大人から始めるメリットは?
  • 2.これさえあればOK!必要なものの全て
  • 3.初心者があっという間に上達するためのコツ

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サックスの魅力、大人から始めるメリットは?

サックスの魅力とは?

サックスの始め方と初心者に必要なものをチェックする前にサックスの魅力を見ていきましょう。サックスは管楽器の花形といってもよい楽器で、老若男女に人気があります。そしてその人気の秘密は多様な音色とジャンルの幅広さにあると思います。サックスは、吹く人と楽器のセッティングによって音色が大きく変わります。ジャズサックスの色っぽい艶やかな音色から、ファンクやフュージョンの金属的な響き、クラシックサックスに感じられる弦楽器のような豊かな響きまで幅広く、これが同じ楽器なのかと疑ってしまうほどです。どのジャンルやスタイルにおいても、目指す音に少しでも近づいた時にはこの上ない喜びを感じられますし、自分だけの音色をつくりあげていく過程がサックスの醍醐味と言えるかもしれません。

さらに、サックスを始めようとされている方の中には「モテたい」「一目置かれたい」と企んでいる方もいらっしゃるかもしれませんね。サックスは見た目もかっこよく、ソロも多いため注目を集めることができます。たくさん練習して本番でばっちりソロがきまると、みんなから尊敬のまなざしで見つめられること間違いなしですよ!

サックスを大人から始めるメリット

サックスを始めたきっかけが学校のブラスバンドや吹奏楽だったということはよくあると思います。その場合は中学や高校から始めるケースが多いでしょう。もしかすると、大人になってから始める方の中には引けを感じてしまう方もいるかもしれません。楽器は早く始めるほど上達するという意見もよく耳にしますが、一概にはそう言えないのではないかと考えます。もちろん同じ練習法を行った場合はより時間を費やした方が上達します。しかし例えば、音楽理論への理解が早いこと、部活と違って半強制的ではなく主体的に練習ができること、学生よりもお金に余裕があるため、より良い楽器や部品が買いやすい、十分な楽器メンテナンスを行える、教材を揃えやすいことといったメリットがあります。それにより学生より速いペースで上達することは十分に可能です。また、サックスは単音楽器なので楽譜も一音ずつ読んでいけば良いです。同時に9音10音も音を読み取らなければならないピアノなどに比べれば音楽初心者にも始めやすいでしょう。さらに、サックスは管楽器の中でも比較的音が出しやすい楽器と言われています。これは楽器の難易度云々ではなく、初心者の上達スピードが他の楽器に比べると早いということです。その意味では、あまりまとまった練習時間を確保できない方や音楽経験の浅い方でもとっつきやすい楽器と言えるでしょう。

これさえあればOK!必要なものの全て

それでは早速、サックスを始めるためには何が必要なのかを見ていきましょう。

  • 楽器
  • マウスピース(必要に応じてリガチャー・ストラップ・ケース)
  • リード
  • コルクグリス
  • クリーニング用品(スワブ・クリーニングペーパー・クロス)
  • リードケース
  • チューナー・メトロノーム
  • 譜面台
  • 教本

楽器

サックスの始め方は人それぞれ違うと思いますが、どのように始めるにしてもまず、何より大事なのが楽器本体です。人から借りたり譲ってもらったりするケースもありますが、今回はご自分でご購入される場合についてご説明します。昨今、通販サイトでは色とりどりの多種多様なサックスが売られていますね。それに、ここまで触れてきませんでしたが、実はサックスにはいくつもの種類・大きさがあります。その中でも主に使われるのがソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスの4つです。初心者にも始めやすいサックスとしてはアルトサックスとテナーサックスが挙げられます。人数としてはアルトサックスから入る人の方が多い印象がありますが、どちらから始めるかは好みで選んで良いと思います。

次に、楽器購入に際してどのメーカー、機種、どんな価格帯のものを選ぶかを見ていきましょう。先ほど触れたように、ネット上には管楽器にしてはとても安い価格帯(3万円前後)で初心者パックが売られています。しかし、それらの多くは粗悪品であり、音が非常に出にくかったりすぐに壊れてしまったりします。新品だと少なくとも15万円以上する楽器でないとこのようなことが起こりやすくなります。ただ、高いサックスが必ずしも良いものとは限らないので、自分の好みと演奏目的に合ったメーカー、機種を選ぶ必要があります。予算が少ない場合はジュピター、マルカート、ヤマハの中でも安いモデル、ヤナギサワの入門モデル等をおすすめします。これらのモデルはリーズナブルな価格に関わらず、品質が高いため評価を得ています。予算にもう少し余裕がある方、1台を出来るだけ長く使いたいと思われている方には、定番のセルマー、ヤナギサワ、ヤマハの3大メーカーの中級モデル(20万円~)をおすすめします。 初めて楽器を購入される際には特に、楽器屋の店舗に足を運ばれて一つ一つの楽器の音を実際に聞かれることが大切です。というのも、管楽器は同じメーカーの同じ機種でも個体によって音や吹きやすさが変わってくるからです。プロに購入する際の的確なアドバイスをもらうという点においても、店舗に足を運ぶメリットは大きいでしょう。

マウスピース(リガチャー・ストラップ・ケース)

マウスピースとは、サックスに息を吹き込むための吹き口のことです。日本語では唄口(うたぐち)と言いますが、このパーツ、小さくても楽器の音色を大きく左右する重要な要素です。楽器を購入するとマウスピースもついてきますが、付属品のマウスピースはあまり性能が良くない場合があります。クラシックや吹奏楽ではセルマー(S80,S90など)、ジャズではメイヤー、メタルマウスピースが良ければヤナギサワの6,7あたりが初心者にも扱いやすいため、付属品マウスピースを確認後、必要であればマウスピースを購入されることをおすすめします。尚、マウスピースも1本1本個体差があるので必ず試奏して(試奏してもらって)確認しましょう。リガチャーはマウスピースとリード呼ばれる部品の留め具、ストラップはサックスを安定して構えるための必需品、ケースはサックスを保管したり運ぶための箱ですが、これらも楽器と一緒についてくることがほとんどです。楽器に慣れてきた頃にこれらをカスタマイズする人も多いようです。

リード

リードとは葦でできた薄い板のようなもので、マウスピースに取り付けて息を吹き込むことによって振動し、音を出します。こちらは消耗品なので、定期的(1箱10枚入りのアルトで2、3ヶ月に1回ほど)に買い替えなければなりません。クラシックにはバンドレンのトラディショナル、リコのグランドコンサートセレクトなどが人気で、ジャズにはバンドレンのJAVA、リコのジャズセレクトなどが定番です。硬さは人によりけりですが、3が最もスタンダードで3・1/2、4と数字が増えるにつれて硬くなり、2・1/2、2と減るにつれて柔らかくなります。

コルクグリス

コルクグリスとはマウスピースとネック(楽器本体とマウスピースをつなぐ部分)のジョイント部分のコルクにつけるリップクリームのようなもので、こちらも必須アイテムとなりますので楽器購入時に購入しましょう。コルクグリスをつけずにマウスピースを挿入するとネックやマウスピースの破損につながります。

クリーニング用品(スワブ・クリーニングペーパー・クロス)

これらは基本的に楽器練習後に使用します。スワブは楽器内部に溜まった唾や汚れを拭き取るためのもの。クリーニングペーパーは管体にあるキイやそれと連動する蓋のようなもの(タンポと言います)の隙間に溜まった唾を掃除するために使います。クロスは楽器全体を拭いて汚れや指紋を取るためのものです。他にもいろいろなクリーニングアイテムがありますが、これら3つ、特にスワブとクリーニングペーパーは楽器を長持ちさせるための必需品です。

リードケース

リードは箱に入って売られていますが、湿度や乾燥に弱く、とてもデリケートです。リードをより良い状態で管理するためにリードケースを用意するのもおすすめです。

チューナー・メトロノーム

サックスを練習するうえで欠かせないのがチューナーとメトロノームです。どの楽器にも言えることですが、基準となる音を合わせて正しい音程感覚を掴むことは楽器演奏において非常に大切です。また、メトロノームを使って基礎練習をすることによってリズム感覚が磨かれます。チューナーとメトロノームがセットになった器具が売っているため、そちらを購入されるのもおすすめです。

譜面台

楽譜や教本を置くための台が譜面台ですが、こちらも便利です。譜面台がないと床やテーブルに楽譜を置くことになり、楽器を構えるフォームが崩れてしまいます。

教本

サックス教室に通う場合は先生が指定してくださると思いますが、独学で練習する場合良い教本を選ぶことも大事なポイントとなります。まずは音階を練習するためのものと、指を動かす練習の教本(クローゼ:サクソフォンのための練習曲 25の日課練習)、フレーズの吹き方を練習する教本(ラクール:サクソフォンのための50の易しく漸進的な練習曲)の3つをおすすめします。

初心者があっという間に上達するためのコツ

練習メニューはバランス良く

憧れのサックスを手にして、早速色々な曲に挑戦してみたい気持ちもわかりますが、そう簡単にはいきません。楽器を手にして必要なものを揃えてからがサックスの始め方をマスターするうえでの本番です。地道な基礎練習なくしてレベルの高い演奏は実現できないので、毎日基本要素の練習をし、取り組んでいる曲や苦手な部分に合わせて要素を追加したり日替わりでメニューを組んだり工夫しましょう。しかし、ただただ基礎練習をひたすらやって曲に入らないと、練習目的が分からなくなってしまったりサックスにあきてしまうかもしれません。好きな曲も練習に取り入れて、基礎と応用(曲など)を半々くらいに設定すると良いでしょう。

アンブシュアを見てもらおう

アンブシュアとは、マウスピースをくわえたときの口の形のことです。些細なことに見えて、この部分が音色や音の出方に及ぼす影響はとても大きいです。一口にアンブシュアと言っても様々な形があるため、どれが正解と決めつけることはできません。しかし、口に力が入って噛みすぎてしまっていたり脱力しすぎて頬が膨らんでしまっていたり(ジャズプレイヤーにはこのような形の奏法もありますが、コントロールが難しいため初心者にはおすすめしません)すると、曲でミスが多発してしまったり、思うような音色が作れなかったり、音程が合わなかったりと問題を抱えてしまうことがあります。大人からサックスを始めた初心者の方は、楽団に属さず一人で練習される方も多いと思います。そのため、アンブシュアを見てもらう機会もなかなかないとは思いますが、お試しレッスンを受けたり、楽器屋さんに相談したりして経験豊富な方からアンブシュアをチェックしてもらうことが大事です。トラブルの原因となる癖がついてしまう前に、基本的なフォームを把握しておけば上達の近道にもつながります。


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